303エイト

9.

「今日はここまでにしようか」
「うん、そうしよう」
母親の帰りが遅くなることに慣れて綾目のお漏らしは頻繁では無くなりつつあった。綾目はおむつを替えられてもイヤらしいことは何もしない森君に誠実さを感じていた。そしてもし求められたら受けてもいい気持ちに変っていた。
「綾目ちゃん、好きだよ。可愛いベビー服を着て、お漏らしして素直におむつ交換を受ける君が好きだよ」
綾目は何かが始まる予感を感じた。今日は素直に受け入れてもいいと思った。森君は綾目の唇にキスを始めた。唇を吸われ、舌も吸われていると綾目は幸せを感じていた。そこへ久しぶりに森君の手が綾目の服の上からバストを触ってきた。いつもなら、駄目、と体を引いていたが今日の綾目は森君のなすがままにしていた。
「今日はいいね」
綾目は素直にゆっくりと首を縦に振ると森君の手は綾目のバストをもみ始めた。ふっくらとしたバストをゆっくりと丁寧にもむと森君は綾目の服を脱がし始めた。ブラウスを脱がされ、ブラジャを外されると綾目の白い餅肌のバストが現れた。その上にある乳首はピンク色で少し立っていた。森君は手で丁寧に撫でると乳首を口で吸った。綾目のおむつも外し、きれいだよといって、濡れている綾目の局部を何度も触る。受け入れは大丈夫とその濡れ具合を判断すると森君はズボンを脱ぎ、トランクスも脱いだ。二人はベッドに横になるとお互いを見つめ合った。恥ずかしがる綾目の目を優しく見つめて森君は意を決して若い欲望を出し始めていた。暑い夏休み、二人は結ばれた。

夏休みもそろそろ終わる頃、いつものように母親が帰ってきた。顔から拭きだす汗を拭きながら夕食の準備を始める。
「綾目、毎日遅くなってごめんね」
「大丈夫だよ」
「おむつ濡れてない?」
「うん」
「そう、なにかこの頃お漏らしの回数が減ったようだし、何か楽しそうね、なにかあったの」
「別にないよ」
「そう、それならいいけど、森君に勉強も教わっているし、そろそろ始まる2学期からは高校へ行けそうかな」
「考えとく」
「夕飯食べよう。いただきます」
少し遅い時間の夕食をいつものように食べながら綾目は何かが違うと感じた。それは急に襲ってきた。食べ慣れた母親の夕食はいつものように美味しいと感じるが、食欲はそれほどでもない。すると焼き魚の特有のにおいに綾目は吐き気を催した。綾目は焦って口を手で押さえて、トイレに走った。便座に向かっても戻すことはなかったが、次々と襲う吐き気に綾目は口を開けて苦しんだ。吐き気によって目から涙が出てきた。少し落ち着くと母親が後から声をかけてきた。
「大丈夫?綾目、昼間、何か変な物を食べたの?」
綾目は顔を横に振るだけだ。何かを言いたいのだが、その何かが分らない。
「そう、お腹は下してないのね」
綾目は今度は顔を縦に振る。綾目の頭にはまさかという思いがあった。それは分っているが、それを母親には言えない。
「綾目、あなた、まさか?」
綾目は何も言わないでトイレから出ようとした。ピンと来た母親は問い詰めたい思いを必死にこらえて綾目とリビングへ移動した。
「綾目、怒らないから正直に言って。もしかしてあなた森君と一線を越えてしまったの?もしかしたら妊娠したのかな?初めてだから分らないでしょうけど、綾目を妊娠したときと良く似ているから」
「ごめんなさい。でもそういうことになるなんて。森君が優しいからつい許してしまって」
「そう、でもまだ妊娠かどうか分らないけど、そうなってもおかしくない理由はあるのね?」
綾目は素直に母親の顔をみるとゆっくりと顔を縦に振った。目に涙を浮かべていたが、もしかしたらの思いに複雑な表情をしていた。

 

おとなの赤ちゃん返り
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