7.ヤキモチ
 
「こんばんわ」
「お帰りなさい」
コンビニの店長は急になれなれしくお帰りという言葉で和也を出迎えた。 なれなれしすぎるのも何かあるようで心配だが店長の恵子とは一線を越えていい関係になっている。
「お風呂にする、ご飯にする、それとも?」
恵子はふざけて和也を誘う言葉をかけてくる。和也はニヤッと笑って恵子を抱きしめたくなるが恵子は身をかわして冗談を言う。
「こんな言葉を使うのもいいわね。そうそう梅雨のじめじめで汗かいたでしょう。先にお風呂に入ってください。夕飯はもう支度できていますから」
「じゃ、そうしようかな」
今日の昼間、和也は明子におむつを当てられスーパーでお漏らしをしたことで下半身がどうも気にかかるので風呂に入ることにした。もちろん明子はマンションに戻ってから和也のおむつを外し、おむつ被れ防止と言ってシッカロールも付けてくれている。しかし、やっぱり先にお風呂できれいにしたほうがいいと思った。だが、風呂に入り自分の股間を見ると明子に剃られたためあそこに毛がない。恵子になんて説明しようかと考えながら湯船に浸かる。
「やっぱり恵子の赤ちゃんとしてふさわしいから自分で剃ったことにするしかないよね」
明子に大事な部分の毛を剃られたと言ったら恵子は嫉妬するだろう。最悪はもう恵子の家に来ることができなくなるかもしれない。和也はあまり深くは考えなかったが、明子からのフェラの行為は秘密にしておかなければいけない。
「お風呂出たけど着るものがないよ」
和也はバスタオルで体を拭き終わるとバスタオルを腰に巻いてリビングで出てきた。
「あら、いいのよ。さ、いらっしゃい。赤ちゃんはおむつしてロンパースにお着替えしましょうね。ほら、もうここに用意してありますからね」
恵子はおむつカバーの上に布おむつを十字に折りたたんである場所を示すと和也をそこへ誘導しておむつの上に腰を下ろすように和也の肩に力を入れる。
「また、おむつするの」
「そうよ、何言ってるの。さ、赤ちゃんは早くおむつしてロンパースを着ないと風を引いてしまいますよ」
恵子は和也に有無を言わさずバスタオルを引き抜く。
「あら、どうしたの、毛を剃ったの」
「ああ、赤ちゃんらしいから喜ぶと思って」
和也は心にもないことを言わざるを得ないが、やむを得ない。明子の赤ちゃんになるために明子がきれいに剃ったとは言えない。
「うれしい。そうね。この方が赤ちゃんらしくていいわ。でも不器用なお漏らし君が本当に自分で剃ったの?」
「そうだよ、自分以外にこの大事なところを剃る人もいないでしょう」
「案外と明子ちゃんじゃないの。彼女なら慣れているし、二人でお漏らし君を赤ちゃんにしたから」
「いや違うよ」
「本当?」
恵子は半信半疑のような顔をしたが後で明子ちゃんに確認すればよいと思いその場の雰囲気が崩れないようにした。和也を赤ちゃんにすることができる時間は大事にする必要があるからだ。だが、明子ちゃんへの嫉妬心も芽生えたのも事実だった。恵子は和也をおむつの上に座らせると両足を広げ、布おむつを股間に通していく。
「まだ寝る時間には早いからそれまでは布おむつを当てましょうね。寝る前には紙おむつを当ててあげますからね。だからおねしょしても大丈夫よ」
恵子は前と同じように和也におむつを当てると、ミニスカート付きのロンパースを着させ始める。
「ロンパースはまだ一着しかないから我慢してね。でもこのピンクのロンパースはかわいいでしょ。 フリルもたくさん付いていていいでしょう。それと涎掛けをして、それから髪の毛を乾かさなきゃね」
恵子はドライヤーを持ってくると和也の髪の毛を乾かしていく。和也は普通の男性の髪の毛の短さですぐに乾かすことができる。恵子は髪の毛は適当に乾かすだけにして和也に赤ちゃん用の帽子をかぶせた。
「このお帽子があれば髪の毛が男性のように短くても関係なく、女の子の赤ちゃんみたいね」
恵子は和也の耳までかかる赤ちゃん用帽子を被せた。おでこの上には小さな日よけがあり、頭全体を帽子が隠している。色はまた薄いピンク色だ。そして和也の耳の下から紐が伸びていてそれを喉のところでかわいく喋喋結びをする。
「さあ、完成、夕飯を食べましょう。おなか減ったでしょう」
和也は恵子の手料理を満喫し食後のテレビもぼんやりと見て食後の団欒を楽しんでいた。しばらくすると恵子はまた行動を開始する。コンビニの店長を長くしていると自由な時間が大切に思えてくるからだ。
「さ、片づけますね。片付けたら明日お出かけするための洋服を試着してみてね。サイズが合わなかったら今夜中に調整しますからね」
「え、どこかへ行くの?」
「近くの公園よ」
恵子は明子への嫉妬心から明日公園へ出かけて和也にお漏らしをさせてあげようと企て始めた。食事の洗い物をしながら和也に公園でお漏らしさせてビショビショの布おむつで家まで歩かせてあげるからと企てていた。
食事後の洗いものを終えると恵子は哺乳瓶に粉ミルクを入れてお湯を入れた。そして明日の予行演習のつもりで利用剤も入れた。コンビニでも薬品販売を開始可能予定というニュースが流れてから恵子はいろいろな薬の勉強をした。薬剤師の免状は持っていないが素人ながらに勉強をしていた。結局コンビニで薬を販売することはできなかったが、恵子は薬には詳しくなっていた。市販の薬は副作用が怖い。だから、副作用が少なく無難な利尿剤をミルクに混ぜると恵子は和也に飲ましにいく。
「食後のミルクよ。今日は一人で飲んでね。いま、明日のお洋服の試着の準備をしてくるから」
和也は仕方なく、哺乳瓶を受け取り一人で乳首からミルクを吸う。生温かくほんのりと甘いミルクで飲みやすいが乳首から吸うには少し時間がかかる。それでも哺乳瓶のミルクを吸い終わると恵子が戻ってきた。
「いい子ね。全部飲めたわね。さ、ロンパースを脱いでこれを着て見てね」
恵子は黄色いシャツに赤いミニスカートを手に持って和也に見せた。黄色いシャツには赤い花模様があり、赤いミニスカートにはドレスのようにフリルがたくさん付いているがかなり短い。和也に着させると恵子はにんまりと笑う。
「ぴったしかな。直す必要はないかな」
「こんな短くちゃ見えちゃうじゃないか」
「え、何が、おむつが見えちゃうかな。そう来るだろうと思ってたからこれを用意してあるの」
恵子はピンクのオーバーパンツを取りだすと和也に穿かせた。おむつカバーの上からさらにパンツを穿けばおむつは隠れるがおむつだけでも下腹部が膨らんでいるのにさらに膨らんで見える。
「これならちょっとスカートが捲れてもおむつはわからないでしょう。さ、OKよ。じゃ脱ぎましょうね。明日のお楽しみね。ママはお風呂に行ってくるから。ちょっと待っててね。そうそう、はい、おしゃぶりがあれば待っていられるわね」
恵子は和也を元のロンパース姿に着替えさすとおしゃぶりを咥えさせてからお風呂に行く。和也はおしゃぶりを咥えながらテレビを見ていた。どのくらい見ていただろう。バラエティ番組の途中から見てその番組が終わっていた。いきなり和也の大きな武者震いが起きた。
「おー寒いな。エアコンが効きすぎた。だからおしっこがかなりしたくなった」
和也は独り言を言い、部屋を見渡すがエアコンのリモコンが見当たらない。最近のエアコンはリモコンがないとコントロールができない。テレビの番組を見ながら尿意とエアコンの寒さは感じていたがお笑いのバラエティ番組に夢中になっていて両足をこすり着けるなどして無意識に尿意を我慢していたのが一揆に襲ってきた感じだ。
「う、かなりやばい、出ちゃいそうだ」
さらにエアコンのリモコンを探すがどこにもない。和也はそれ以上は諦め恵子が風呂に入っている間にトイレでしてしまおうと思うが、トイレは風呂場の奥にある。恵子に気づかれないかなと心配しているとさらに強い尿意が襲ってくる。エアコンの寒さと利尿剤の効果はあなり強い。
「あ、もうだめ、出ちゃう」
和也はあわててお風呂の奥にあるトイレへ向かう。風呂場の前には脱衣所があるため、そこにもドアがあるが和也はそのドアまで尿意を我慢しながらよろよろと歩いていきドアを開けようとするがドアは内側から鍵がかかっていてあかない。
「そんな、ドアに鍵がかかっている。このドアを開けないとトイレにいけないじゃないか」
地団駄を踏んで和也は悔しがるが、風呂に入るときには恵子はいつも内側から鍵をかけていた。トイレも内側から鍵をかけられるがそれと同じだ。
「あ、もう、だめ」
和也はとうとうそのドアの前でおむつを当てたままおしっこが出始めた。ドアの前に立ったままで取っ手を掴んだまま少し前かがりの姿勢でおしっこが出ていた。幸いおむつからはおしっこは漏れていないようだが、おむつカバーの中はおしっこで濡れているのが分かる。温かい液体が和也の下半身を包んでいるがエアコンの効いた部屋からここにも冷気が伝わってくる。
「あ、どうしよう、だんだん冷えてくる」
再度ドアを開けようとするがドアは変わりなく開かない。そのときドアの内側から声がした。
「お漏らし君?、どうしたの?」
「いや、なんでもない」
和也はエアコンの効いた部屋にももう戻りたくなくそのドアの前に恵子が出てくるのを待っていた。しばらくするとパジャマに着替えた恵子がドアを開けて和也の前に出てきた。
「あら、どうしたの」
「あ、あの、おしっこ出ちゃった。エアコンが寒くて冷えちゃったよ」
「あら、いい子ね、おしっこを教えられるのね。やっぱり布おむつの方がいいわね。ちょっと待っててね。今おむつを替えてあげるから」
「その前にエアコンを弱くして」
「あら、もう何年もコンビニで働いているでしょう。このじめじめする梅雨の時期はエアコンがないと気持ち悪くて。でも少し弱めようか」
恵子はリビングに行くと電話台の引き出しを開けるとそこからリモコンを出した。ピッと音を立ててエアコンが少し弱くなった。
「そんなとこにしまってあるの」
「そうよ、前に体がぶつかった時にリモコンを落としてしまったことがあって、それからかな、いつもこうしてしまうことにしたの。今、替えの布おむつを用意するからその床に横になって。汚れている布おむつだからソファを汚しちゃうといやだから」
和也はだんだん冷えてくるのとなかなか乾かないおしっこが気もち悪くなつて早くおむつを交換してほしいので恵子の言うなりに床に寝ころぶ。
恵子はいつものように和也のおむつを替えていく。ロンパースのお尻部分のホックを外しておむつカバーのホックも外していく。
「くちゃい。くちゃい」
恵子は本当に匂うおしっこ臭いにも負けずに和也の下半身をきれにしていく。そしてシッカロールをたっぷりと付けるとまた替えの布おむつを当てようとする。
「もう、布おむつはやだな」
「何、言ってるの。私はまだ髪の毛を乾かさなきゃいけないし、いろいろ用があるから。その間にまたお漏らししたら大変でしょう。それに紙おむつは寝るときだけよ。節約しないとね」
恵子は有無を言わさず和也に替えの布おむつを当てると汚れてはいないロンパースを元の通りに着させていく。
「はい、できああり、もうちょっと待っててね」
恵子は自分の髪の毛を乾かしながら、ふと思う。トイレに続く風呂場へのドアの鍵をかけておけば明日の朝も和也はトイレへは行けない。ドアは内側から鍵をかけてそのまま外へ出てドアを閉めればオートロックのように外側から開けられず鍵を閉めることができる。開けるときにマイナスのドライバ1本で横になっている穴を縦にするだけだが、和也はそんなことは知らないだろう。恵子は明日の朝も鍵を閉めておこうと閃いた。恵子の気づかない内に和也がトイレに行けないようにするにはいい方法と思う。この前はおむつを和也に当てたままトイレに座らして用を足させたが本当の赤ちゃんはそんなことはしない。だからまずは和也がトイレに入れないようにすればいい。
和也は恵子がそんなことを企てているのも知らず、恵子が髪の毛を乾かすのを待っている。それが終われば1週間ぶりに恵子とひと夜を過ごせると思いわくわくしながら待っている。恵子は髪の毛を乾かすと布団を敷き、寝る準備を終えた。
 
「お待たせ、おっぱいを飲みながら寝ましょう」
「う、うん」
恵子はエアコンと電気を消し、火の元も確認すると和也の手を引いて寝室へと向かう。
「さ、おっぱいを飲みましょうね」
恵子は和也を布団に寝かすとその脇に座り、パジャマのボタンを外してバストを露出する。恵子は風呂上がりにはブラジャーをしていない。パジャマの上着の下から放漫なバストが和也の眼の前に現れた。和也は思わずその乳首にかぶりつくように吸いついて、手でもう片側のバストに触れる。
「いい子ね」
恵子はそういいながら和也の下半身の大事なところをロンパースの上から撫でていく。そして少しずつロンパースとおむつを外していく。おむつも外れロンパースも脱がされると今度は和也が恵子を脱がしていく。そして二人は男女の関係を深めていった。
和也が恵子の中で放出しお互いに布団の中で交わった後の余韻が終わると恵子はおもむろに起き上がり、紙おむつの準備を始めた。
「おねしょしてもいいようにそして明日の朝用に紙おむつを当ててネンネしましょうね」
恵子は和也に紙おむつを当てると別の自分の布団に入り眠りについた。
おとなの赤ちゃん返り
inserted by FC2 system