許される禁断
 

和夫はその夜、ビールも焼酎も結構飲んだ。夕食後女性陣は入れ替わりに風呂に入ったりしていたが、居るメンバで父親の昔話などをしていた。

「和夫、もうそろそろ寝ようか。和夫は私の部屋で寝かすよ」

「そうね、お年よりと赤ちゃんは早く寝なきゃね」

和夫は少し酒に酔っていたし、東京からの長旅もあって早く寝ようと思った。

「母さん、母さんの部屋にお布団を2つ敷いておいたわ。もうひとつは父さんの布団ね。そこに和夫が寝るといいわ」

「わかった。俺は寝る」

「私も寝るよ。後片付けは頼むよ。あなたたちも早く寝なさいよ」

年をとって、子供達が大きくなっても母親の言うことは変わらない。娘3人は分かっていながらのいつもの懐かしい言葉にやさしく答える。

和夫が布団に入ると追うようにして母親も寝室に入ってきた。母親はそのまま和夫の枕元に座った。

「和夫、寝る前のおっぱいを飲まなきゃだめだよ」

「え」

びっくりして目を開けると、母は胸元を開けてブラジャを外しているところだった。

「さ、頭を私の膝に乗せて」

母は60歳とは思えない力で和夫の頭を上げて自分の膝に乗せる。和夫の目の前には母親の乳があった。若い人のような張りのある乳ではないが、普通のバストのサイズはある。その乳首を和夫の口に近づける。

「かあさん、いけないよ」

和夫は手で母の肩を触って止めようとするが、乳首が和夫の口に触る方が早かった。

「赤ちゃんは寝る前にもおっぱいを飲まなきゃだめですよ。大きくなるために一杯飲もうね」

和夫は母親が正気なのかどうか心配したが、由香姉さんから聞いているアルツハイマ病で自分のことを忘れているのかもしれないと思った。夕飯からの会話で本当に和夫のことを赤ちゃんだと思っているのかもしれない。そう思うと和夫も力が入らない。しかし、そのまま乳首をなめるわけにもいかない。力に任せて母親を振り払って起き上がることは可能だったが和夫は躊躇せざるを得なかった。突然、ふすまから由香が入ってきた。

「なかなか、電気が消えないから心配したわ。でも大丈夫ね。和ちゃん、おっぱいを飲んでいるのね」

「由香姉さん」

和夫は由香に助けを求めるが由香は母親の見方だったし、記憶がときどき薄れてしまう母親を気遣うよき子供であった。由香は一瞬びっくりしたが母の病気のことを考えると好きなようにさせてあげることが一番という医者の言葉も思い出していた。

「和夫ちゃん、お母さんの言うことを聞いてね。何でもしてあげるのよ。さ、母さんの言うことを聞いておっぱいを飲んで」

由香も和夫の枕元に座ると和夫の顔を母親のおっぱいに押し付けた。和夫の口には母親の乳首が入ってきた。

「そうよ。一杯おっぱいを飲むのよ」

「由香、おっぱいを上げたらもう寝るから大丈夫だよ」

母が答えているときには由紀も愛も部屋に入ってきた。女性4人に囲まれて母親のおっぱいを含んでいる和夫は恥ずかしかった。

「いいわね。いい子よ、和ちゃん一杯飲んでね」

姉妹3人は事情を察して和夫の赤ちゃんぶりを見ている。

「さあ、おっぱいを飲ませたらもう寝るから、あなた達も早く寝なさい」

母親らしい言葉が再度出る。3人姉妹はいい子になって素直に答える。

「もう後始末も終わったから寝るわ。おやすみなさい」と言って部屋から出て行った。

 どのくらいそうしていたのだろうか。和夫は初めてのおっぱいに感激していた。それが母親のおっぱいであろうと和夫には初体験だった。和夫は女性からもてるタイプではなかった。彼女も恋人も一度も居ない。東京に出てからも彼女はできずに社員旅行でストリップを見に行った程度だ。だから女性のおっぱいの生は見たことはあるが、触ったり、吸ったりしたことはなかった。もちろんセックスの経験もない。包茎ではないにしろ、オナニー止まりで慰めていた。それが目の前におっぱいがある。触れる、そしてなめることができる。いくら母親のおっぱいであっても母親が許していて、3人姉妹も当然と判断している。和夫は初めてのおっぱいを満喫していた。母親も赤ちゃんにおっぱいを上げるつもりが和夫の激しい吸い付きや和夫の大きな手でもまれているうちに女性としての喜びも感じていた。

「和夫、もういいかな。おむつは濡れていないかい?」

母親はおっぱいを和夫の口から離すと寝巻きの中に隠した後、和夫のおむつの中に手を入れる。そして濡れていないことを確認すると部屋の電気を消した。

「おむつは濡れていないわね。お休みね、和夫」

「お休み」

和夫は母親とはいえ初めてのおっぱいの感触を思い出しながら枕の位置を調整して寝ようとしていた。そんなに時間は過ぎてはいないと思うが、しばらくすると母親が和夫の布団に入ってきた。和夫はびっくりしたが、さらにびっくりした事に母親は裸のようだからだ。

「ねえ、あなた。いいでしょ」

和夫はなんと答えていいか分からない。和夫の返答がないことで母親は和夫の体に触ってきた。次の瞬間母親は和夫に口付けした。和夫には初めての口付けにも関わらず、母親は舌まで入れてくる。母親は和夫のことを死んだ父親と思っているらしい。これ以上進んではいけないと思いつつも由香姉さんからの言葉を思いだしている。

「母さんの言うことは何でも聞いてあげて」

また、ふすまが開いて由香ねえさんのそういう声が聞こえてきそうだ。しかし、和夫にとっては初めてのセックス経験だ。それが母親だというショックもあったが女性には変わりない。純真な子供から一人の男性に変わっていくことを感じていた。由香姉さんの言葉通り、ここは行くところまで行ってしまっていいのだろうか。母親は和夫のことを寝るまでは和夫と思っていて、その後は赤ん坊扱いをした。そして今は亡き夫として接している。しかし和夫にはそんなことはどうでもよくなってきた。母親の唇と舌が和夫の口と接している間に今度は逆に和夫は母親の唇を吸い、舌と舌を絡ませあっていた。和夫はさっきのオッパイの感触をもう一度味わいたかった。和夫は手で母親の胸を両手でわしづかみでして揉む。乳首を弄る。そして乳首を嘗め回した。母親は呻き声を上げて「あなた」と小さな声で言う。胸を揉まれてセックスOKの確認ができたと思った母親はより積極的になっていった。和夫のネグリジェのボタンを外していくとおむつも外していった。和夫の肉棒はもうぱんぱんだ。母親はその肉棒を手にとって弄んでいたが次に自分の口で舐め始めた。和夫は初めてのフェラチオの感触を楽しんでいた。もう、ここにいる女性が母親とかは関係ない。一人の男と女でいい、そう考えてフェラの感触を楽しむ。

「あなた、いい?ここも?」

母親は和夫に尋ねながらフェラを続ける。和夫は母親と父親がこういうセックスをしていたかは想像もできなかったが、母親はいつもこうして父親とセックスを楽しんでいたのだろう。母親も段々興奮してきたのだろうか。母親は自分の腰を動かしているように見える。それにしても裸の女性をこんなにまじかにみたのは初めてだ。60歳とはいえ肌がきれいで白い。そしてとろけてしまいそうに怪しげな色と艶を出している。和夫は母親の後ろ姿にも感激していた。

「あなた、私のもいい?」

和夫はどういう意味かわからなかった。なんて答えていいかわからないうちに母親は足を上げて和夫の顔を跨いで来た。和夫の目の前には女性そのものがある。貝の口が少し開いたように見える女性そのものが目の前にあった。和夫はいけないとは思いつつ、由香姉さんの言葉に甘えて母親のそこを手で触りまくった。そこはおしっこでも漏らしたようなそれでいてねちねちするような暖かい感触だった。女性そのものであると同時に自分の生まれ故郷をまじかに見るのは初めてだった。

「あなた、いい?」

母親は同じ言葉を繰り返した。和夫は女性そのものを愛撫してあげたからそれでいいと思っていたが、母親はさらに何かあるらしい。母親は何も言わない和夫の顔に下半身を埋めてきた。

「私のも」

和夫はようやく意味が分かった。和夫の肉棒を舐めているから、母親の貝殻も舐めて欲しいという意味だ。和夫は生まれて初めての女性の貝を手で触るだけではなく唇で舐めてあげた。そこは風呂上りのためか石鹸のいい匂いでオシッコのにおいが消されているような感じだった。ときおりおしっこの匂いがすることもあったが、初めてのクリトリスを嘗め回した。舐めてあげると母親は和夫の肉棒から口を離して呻き声を上げた。と思うとまた、激しくフェラを繰り返す。和夫はクンニをしながら目を開けた。そこには菊の花びらのような肛門があった。さすがにそこから出るものが出てくる場所と思うとまた、目をつぶってクンニをしてあげた。

 上乗りになっていた母親が和夫の肉棒から口を離した。母親はテッシュで口を拭き、同時に和夫の口にもテッシュを置いた。和夫の内心は少し気持ち悪く唾を出したかった。テッシュで拭いたかと思うと母親は仰向けになった。

「来て」

和夫はその一言はわかった。母親の両足を広げると、貝に勃起した肉棒を差し込んだ。

十分に濡れたその貝は和夫の肉棒をいともやさしく迎え入れた。更年期を過ぎたとは言え、貝は和夫の肉棒を刺激する。初めて女性の中に入った和夫の肉棒はその感触を楽しむと同時にからみついてくるような濡れた肌に感じる。和夫はその感触を楽しみながら腰を上下に動かし、母親の中に入れては出しピストン運動を繰り返す。

「あなた、中でも大丈夫よ」

母親はうめき声の中から現実に必要な言葉を言ってくる。和夫はそれが何を意味するのかはわかっていた。更年期を過ぎた女性であれば妊娠することはない。和夫はその言葉を聞くと激しく自分の肉棒を母親の中で刺激した。

「あー」

「いい」

和夫は母親の中で放出してしまった。そして母親の上にそのまま被さった。肉棒が序々に小さくなっていった。和夫は母親から離れるとあお向けになった。

そのとき、廊下から「ミシッ」という音が聞こえた。

「誰」

和夫は聞いてみるが、返事はない。誰かが覗いたような気がする。しかし、裸のままで追う意欲もないし、気の成果もしれない。下半身だけ隠して廊下に出てみるが、誰もいない。そのまま、台所で水を一杯飲んだ。和夫は少し疲れを覚えた。帰ってきておむつをさせらる、女の子として育て直しと言われ、布団に入れば記憶喪失手前の母とのセックスだった。初めてのセックスという感激はあったにせよ、東京からの移動の疲れとそういう精神的な疲れ、そしてほどよく飲んだお酒の力で和夫は母親の部屋の布団に入るとそのまま寝入ってしまった。

 

大人の赤ちゃん帰り
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