赤ちゃん指南

その日、夕方には皆が帰ってきた。そして何事もなかったように夕飯の支度を始めた。ただ、和夫と由香はほとんど何も話さない。愛と由紀はいつものようにふざけあいながらも母さんの夕飯の支度を手伝う。相変わらず無口な和夫を由香はそのままで夕飯も終わりゆっくりしていた。和夫に関連する話題と言えば、昼間に購入したロリータファッションの洋服が和夫によく似合うとか、私達も10年若かったら着てみたいという話だけだった。
「和夫、おっぱいを飲みましょうか」
「いらないよ」
「今日は母さんのおっぱいじゃなくて由香姉さんのおっぱいよ」
愛は和夫と由香の顔を見比べながら意味ありげだ。
「母さんのおっぱいは昨日の寝る前に飲んだでしょ。今日も寝る前は母さんのおっぱいね。でも今は由香姉さんが和夫におっぱいを上げたいって」
「由香、そうなの、大丈夫なの」
母親は意外なことに驚くが愛に抵抗はしない。
「愛、由香姉さんや私達は兄弟でしょ」
「そうよね、和夫と由香姉さんはすごく仲のいい兄弟だもね。おっぱいくらい上げられるわよね」
この言葉の意味が分からないのは由紀だけだ。母親はもうあまり自分に関係ないことには口を挟んでこなくなっている。
「姉さんが上げたいって言うなら反対はしないけど」
あまりに自身ありげに話す愛に由紀も反論はしないようになってくる。
「和夫、おっぱいください、って言ってごらんよ」
和夫も由香も気づいていた。昼間の和夫と由香のセックスを見てしまった愛が二人に嫌がらせを始めたことに。
「由香姉さんも早くおっぱいを出して和夫に上げるように準備しなきゃ」
「和夫も早くおっぱいって、言ってみて」
しかし、和夫も由香も何もしないし、何も話さない。
「和夫は赤ちゃんだし、昨日も和夫は赤ちゃんとして育てなおし、って由香姉さんも言ったでしょ。早くしましょう」
「そうよ、和夫、早く由香ママにお願いしなきゃ」
昨日も皆で約束したと言う一言で由紀も催促を始めてきた。
「和夫、早く、ママ、おっぱいって言ってごらん」
和夫はそこから逃げ出したかったが、由香とのセックスを知られている以上、愛には逆らえない。
「おっぱい」
「え、何、もっと大きな声で、ママ、おっぱいって言ってごらん」
「ママ、おっぱい」
「おっぱいはどうしたの?くださいって言わなきゃ」
「ママ、おっぱい、ください」
「ようし、由香姉さん、次は姉さんよ。早くおっぱい出して」
由香は仕方なく、ブラウスのボタンを外し始める。ブラジャを除けると透き通った肌に包まれた豊満なバストが現れた。
「ほら、こっちへいらっしゃいとか、はい、おっぱいよ、一杯飲みなさいとか、ママらしいことを言わなきゃ、由香姉さん」
「和夫、もう一回言って」
「ママ、おっぱい、ください」
「こっちへいらっしゃい」
由香は仕方なくそこまで言うのが精一杯だ。
「早く。おっぱいよ、一杯飲みなさい、とか言わなきゃ」
由紀がさらに催促をする。
「おっぱいよ、一杯飲みなさい」
由香がそう言うと和夫は仕方なく、由香に近づき膝枕で横になる。目の前には昼間楽しんだおっぱいがあった。昼間のセックスの時とは違い、起きている由香のおっぱいはセックスの時とは違うように見えた。和夫は由香の乳首に吸い付いた。
「そうそう、いい子ね」
「どう、姉さん、ママとしておっぱいを上げるほうが女性としては自然よね」
「愛、それどういう意味?」
由紀は愛のその言葉に疑問を投げかけるが、愛はもう次のことを始めようとし由紀の興味も中座させられてしまう。
「和夫、今日はうんちしていないでしょ。健康に悪いから浣腸しましょ。そう思ってイチヂク浣腸を買ってきたのよ」
「そうね、大人の場合、溜めておくと臭いから」
「由香姉さん、浣腸の役目は姉さんよ」
由香は何も言わないで、おっぱいを吸っている和夫をみていたが、その言葉に反応したのは和夫だった。
「浣腸はいらないよ」
「でも、出ていないのなら仕方ないでしょ」
和夫は昼間うんちを漏らしたおむつを替えてもらったことは言いたくない。しかし言わなければ浣腸が待っている。有無を言わせない愛は浣腸の箱を開けると2つも由香に渡した。
「由香、姉さん、赤ちゃんの和夫に浣腸しなけりゃ」
愛と由紀は和夫を由香から離し、ロリータファッションの何重ものスカートを捲るとおむつを外しにかかった。おむつが外されると和夫の股間に由香を座らせ、和夫は両足を持ち上げられた。和夫は抵抗したいが、由香姉さんとのセックスがバレルとまずいと思い、じっと我慢するしかなかった。和夫の肉棒と肛門が由香の目に前にあった。
「さ、浣腸を二つ入れて」
由香は何も言えず、仕方なく、和夫の肛門に浣腸を入れようとする。
「由香姉さん、何とか言いなよ。おなかの中のうんちをきれいに出しましょうとか、おむつの中にうんちをしましょうとかさ、ママとしての愛情からの言葉が欲しいよね」
由香も看護婦のため、浣腸の使い方くらいは知っている。しかし、ここは病院ではないので手袋も無いので躊躇している。
「由香姉さん、ここは病院じゃないのよ。それにかわいいかわいい赤ちゃんの和夫だから手で肛門を抑えなきゃ。それがママというものでしょ」
由香は反論する元気もなかった。愛に和夫とのセックスを知られてしまったという負い目から言う通りにせざると得なかった。由香は和夫の肛門を素手で抑え、浣腸を入れていった。
「う」
和夫は初めての浣腸にびっくりしたが、愛からの仕打ちに耐えていた。
「私は、ミルク作ってくるね。由香姉さんのおっぱいからは本当のおっぱいは出ないだろうから」
「分かったわ」
「浣腸が終わったら、そうね、うんちで汚れたおむつはいやだから紙おむつにしようか。それも漏れるといやだから二重にしてあげようか」
「そうよね、ゆるいうんちだと漏れたらいやだし」
「そう、浣腸が終わったらロリータの洋服は汚れたらいやだから、普段着のスカートに着替えさせて。着替えさせたらまたまたおっぱいね。じゃ、私はコナミルクを作ってくる」
愛が台所に行ってしまうと由香と由紀は和夫におむつを当て、スカートを穿かせる。母親はじっと見ているだけだ。
「由香姉さん、ここまで和夫にして上げられるのは感心するわ」
あいかわらず由香は話さない。由紀は何も知らないのだろう。知らないのにあえて由香から相談する気持ちはなかった。
「はい、お待たせ、由香姉さんのおっぱいはお終いにして、こっちの哺乳瓶からはたくさんミルクが飲めるわよ。はい、由香姉さん。あ、その前に涎掛けしましょ。介護コーナで買ったでしょ。大人用の涎掛けを」
由香は涎掛けを受け取ると和夫に当て、哺乳瓶を和夫の口に入れる。和夫はさっきの浣腸からの緊張で喉がからからだった。哺乳瓶一杯にあったミルクを和夫は一気に飲み干した。
「早い、本当の赤ちゃんでもこんなに早く飲めないわよ。乳首があるからごくごくというわけではないけどやっぱり早いわね」
愛は、赤ん坊用の帽子を取り出した。一見赤ん坊用ではあるが、よく見ると女性用の帽子だ。しかし、今はそんなことより、和夫に赤ん坊のような格好をさせるほうが先決だった。帽子に涎掛けに手には赤ちゃん用のおもちゃも持たせた。愛と由紀は和夫の赤ちゃん姿を楽しんでいた。しばらくすると予想した通り、和夫のお腹から「きゅう」っという音がするようになってきた。
「そろそろだけど、もう少し我慢だね、由香姉さんも何とか言いなよ。見本はさっきも言ったし、自分の言葉で和夫に語り掛けなきゃ」
由香は黙っていたが、意を決したように和夫に話しかけた。
「和夫ちゃん、お腹がきれいになるからもう少し我慢ね。もう少ししたらおむつの中にしていいのよ」
「そうよ、姉さん、その調子。和夫は?お腹が痛い。うんち出ちゃうとか、ママに甘えなさい。わかった?」
和夫はお腹からの悲痛な排泄欲と同時に尿意も覚えていた。それは愛がコナミルクに仕組んだ利尿剤の効果だった。おしっことうんち両方の排泄欲に耐えながら和夫は分かってはいるが叶えられない言葉を出す。
「おしっこもしたくなったし、トイレに行ってくる」
「だめよ。和夫はまだ歩けない赤ちゃんなんだから。おしっこもしたくなったのなら、うんちもおしっこもってママに甘えなきゃ。それにママのおっぱいから口を離しちゃだめよ」
和夫は仕方なく、また由香の乳首を吸うが、すぐに離してしまう。
「おしっことうんち」
「和夫、いいのよ、おむつの中にして」
「そうよ、由香姉さん、だんだんママらしくなってきたわ。和夫ももっと甘えて。由香姉さんももっと愛情ママとしての愛情表現をしなきゃ」
和夫も由香も愛の言うままだった。しかし、昼間のセックスのこともあり和夫と由香は昨日までとは違い、心が通じあっているような気がする。和夫は本当の赤ちゃんのようにそして由香は和夫のママのような身持ちが大きく芽生えていた。
「ママ、おしっこもうんちも出ちゃうよ」
「和夫、おむつの中にしていいのよ。可愛い赤ちゃんだから大丈夫よ。おしっこやうんちで汚れたおむつはママがきれいにしてあげるから安心していいのよ」
「本当?」
「そう、本当よ」
「でも、皆が居るからいやだけど、本当にもう我慢できないよ」
「ようやく赤ちゃんらしくなったし、由香姉さんもママらしくなってきたわね。そろそろかな?」
愛はコナミルクに利尿際だけではなく、下剤も入れていた。和夫にはさらに浣腸をしてあるのだから、そろそろかなと思う。
「いいわよ。和夫。そろそろいいんじゃない。一杯おしっこもうんちもしていいわよ。後は由香姉さんがきれいきれいしてくれるから」
「でも、愛姉さん、皆が居ると恥ずかしいから、うう」
「由香姉さん、ほら何とかしてあげなよ。私達はここにいるわよ。そして和夫も由香姉さんもここにいなきゃだめよ。赤ちゃんとしての排泄は大事なんだから」
愛は和夫と由香にこれでもかと責めてくる。しかし、それは赤ちゃんとやさしく扱うための儀式と二人のセックスを責めていることからくるものだ。やさしさの中にどこか二人への充てつけがある。
「ママ、漏れちゃいそうだけど、皆が居たらできない」
「和夫、こうしましょ。おっぱいを飲みながら上を見るのではなくて顔を胸の方に向けて。そうすれば皆の視線は見えないでしょ」
和夫は由香の言うままに顔を由香の体に向け、必死になって乳首を吸った。由香はそんな和夫に母性本能も刺激され、和夫の頭を撫でで上げる。
「和夫ちゃん、いい子だからおしっこもうんちも早く出しましょうね。もうしていいのよ。ここにはママしか居ないから恥ずかしくないの。おむつも汚れたらママがきれいにしてあげるから安心していいのよ。ね、早くしましょ」
和夫はそういう風にやさしくなった由香の言葉に安心し、必死に由香の乳房を吸う。そして吸いながらとうとう両方を出し始めた。おしっこは温かい感触が下半身を包みはじめ、お尻からはすごい音と一緒に温かい液体状のうんちがお尻に浸っていく。出している間も和夫は由香の乳房に吸い付いていた。それは顔を見られたくないという羞恥心からだったが、和夫の上には涙を浮かべている由香の顔があった。
「もう、全部出た?和夫」
愛はキツイ口調で和夫に問いただす。和夫はおしっこは出尽くしたが正直お腹の具合はまだおかしい。そう言っている間にも少しずつ出る。愛はまだふんばっている和夫を見ていた。
「由紀、そろそろ部屋に行こうか。後は由香姉さんが和夫のおむつをきれいに替えてくれるわ。ねえ、由香姉さん」
「わかったわ」
「私はそろそろ寝るよ」
母親は和夫の排泄がほぼ終わったのを見て自分の部屋に行ってしまった。今日の夜はオネショの心配はなく安心して眠れると思ったに違いない。
「そうね、母さんも寝に行ったし、由香姉さん、和夫のおむつ頼むわね」
「分かったわ、お休み」
「由香姉さん、お母さんも寝に行ったしさ」
愛は小声で由香に話し掛ける。
「何々?」
由紀は興味心身に小声の会話に首を突っ込む。愛が由香に話そうとしている内容は由香と和夫には想像できる。
「由香姉さん、和夫とのことだけど」
由香はとうとう来たかと構えながら、どうしたらいいか考える。ここに逃げ道は無い。母さんのことを持ち出すしかないと思う。由香は愛の次の言葉を待っている。
「由香姉さん、和夫とやっちゃったの?私見ちゃった。悪気があったわけじゃないのよ。いつもより少し早めに家に帰って来たけど誰も返事がないから姉さんの部屋の前でいつものように声をかけてドアを開けたのよ。悪気があったわけじゃないの。分かってね」
「由香姉さんと和夫に何かあったの?」
由紀は鈍いのか質問ばかりしてくる。
「由紀姉さん、静かにして聞いていれば分かるから」
「それじゃ、言うわ」
「由香姉さん、言うのは止めよ」
「和夫、いいから大丈夫よ」
由香は唾を1回飲み込むと話始める。
「愛、確かにそうよ。和夫としちゃった。でもね母さんが最初なのよ」
「母さんと和夫がセックスしたの?」
愛は大胆な言葉を平気で言う。
「そう、それに刺激されて」
「愛姉さん、母さんとは確かにそうだけど母さんが俺のことを父さんと思い込んで誘ってきたから。それで病気の母さんのことだから断れなくて」
「へえ、そう。ま、それも親孝行のひとつね。わかったわ。それで由香姉さんもというわけね」
「母さんがしたからいいという訳ではないのは分かっているの」
「わかったわ。由紀姉さん、今日はもう寝ましょう」
「愛、どういうこと?」
「二階で話してあげるから。お休み」
「お休み」
愛と由紀は相変わらず由香の胸に顔を埋めている和夫を横目に自分達の部屋に行く。
「和夫、さあ、おむつをきれいにしようか」
「姉さん、御免ね。昼間といい、今も手を汚させて」
「そんなことないわよ。和夫は赤ちゃんだからおとなしくしていればいいのよ。ちょっと待ってて今、おむつ替えの準備をしてくるから」
和夫は一人になって天井を見ていると、なんだか不思議な気分になってくる。今おむつの中はおしっこやうんちで汚れているけど、由香姉さんがきれいにしてくれると思うと胸がわくわくしている。由香姉さんのおっぱいを吸いながらおむつを汚している自分が本当に赤ちゃんのように思えてくる。昨日の由香姉さんは、厳しかったけど、昼のセックスといい、今のママのような態度とは和夫には魅力的に思えた。
「和夫、仕度が出来たわよ。きれいきれいしましょう」
由香は和夫のスカートを捲ると紙おむつを外していく。マジックテープを剥がすとおしっこのアンモニアとうんちのにおいがしてくる。
「くちゃい、くちゃい、でも今きれいにしますからね、おとなしく居ていてね」
由香の言葉は本当にママになってしまったようにやさしい。それに答えるように和夫も素直に由香のなすがままにしていた。紙おむつを外すと由香はウェットティッシュで汚れたお尻と股間をきれいにしていく。そのウェットティッシュも紙おむつに包むと匂いは少し和らぐ。由香は濡らしてきたタオルでさらに和夫の股間をきれいに拭いていく。少し多めの温かい水分を含んだタオルで十分にきれいになったが、少し股間が湿っている。
「きれいになりましたよ。和夫ちゃん、でもシッカロールの前に少し湿っているからドライヤで乾かしましょうか」
由香は和夫の両足を上にあげると、もう一方の手でドライヤのスイッチを入れる。温かい空気が和夫の下半身に当たる。
「どう、温かくて気持ちいいかな?」
「うん、すごく気持ちいい」
和夫はまた、肛門をみられている恥ずかしさより、肛門やお尻、そして肉棒にあたる温かいドライヤの風にうっとりしていた。そしてなによりも由香のやさしい言葉とおむつ替えのやり方に満足していた。いつまでもこうされていたい、そんな気持ちが芽生えていた。
「さ、もういいかな」
「え、もうお終?」
「だってきれいになったし、乾いたし、はい、きれいな新しいおむつをしますよ。寝る前だから布おむつをしましょうね、和夫ちゃん」
由香は今日買ってきた新しいおむつを和夫を当て始めた。和夫はもう少しドライヤで温かい風を当てて欲しかったが、新しいおむつを当てられることも魅力的だった。由香のおむつ替えは病院でのキャリアと姉妹の中では一番多く変えている経験からてきぱきと、それでいて丁寧に愛情が篭ったおむつ替えだった。
「和夫ちゃん、後はネグリジェに着替えて母さんのおっぱいを吸いながらもう寝なさい」
「母さんはもう寝ているよ」
「そうね、私達ももう寝ましょ。じゃ、お休み。あ、明日私達は皆出かけるから、和夫も出かけてらっしゃい。岡山の駅前もずいぶん変わったわよ。デパートもあるし、スーパもあるし、少し気分転換してらっしゃい。母さんは昼位から出かけるはずだから」
「ありがとう。そうするよ。お休み」
「あ、でも、おむつはしていくのよ。それからあのロリータファッシションの洋服を着てね」
「それじゃ気分転換にならないよ」
「文句を言わないの。女の子の赤ちゃんになると決まったのだから。ね、私が出かける前にはきちんとお化粧してあげるから。一人で外出するなら濃い目にね。でも派手にならないようにしてあげるから。わかったわね」
「お休み」
「分かったわね」
「分かったよ」
「お休み。それからオネショは気をつけてね。おむつの中で止まるならいいけど、布団にまで漏れてしまうと布団干すのは大変だから。わかったわね」
「オネショは意識してしているわけじゃないよ」
「そうね、1枚余分に布おむつを当てておいたから安心して寝て。それじゃお休み」
「お休み」
 

大人の赤ちゃん返り
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