アルバイト

翌日、和夫は3時の約束に間に合うように昨日のカラオケ屋に向かって歩いていた。昨日の夜、パソコンのメールを見ると、メールの確認と今日の呼び出しがあったのだ。アルバイトで多少払うというのは小遣いの無い和夫には魅力的であったが、それよりもネットに尺八やおむつ姿までばらされてしまうという恐怖心からも仕方なく出かけていた。昨日の夜に相談しようかと思ったが、母親は外出しそのいない間に愛と由香と交わってしまった。
その後だったと言い訳ではないが、どうにでもなれ、というヤケの気持ちもあったのかもしれない。尺八などしたくないがネットへのばらまきの恐怖心と多少の小遣いの誘惑に乗せられてしまった。
「よう、姉ちゃん、よく来てくれた。今日の客は2人だ。昨日とは違っておまえが積極的に尺八するんだぞ。わかったな。女じゃなくて尺八だけじゃ、安くてやってらんねえよ。早く生かせちゃえよ。」
「写真を返してください」
和夫は昨日と同じく、紙おむつにロリータファッションをしているためか、その格好をしていると自然と女性言葉になってしまう。
「ああ、いいよ。お前のメルアドに毎日1枚返してやるよ。デジカメ写真だから何枚でも返してやるよ」
「ネガを返してください」
「デジカメ写真だよ。ばかか。お前は」
和夫はデジカメとか携帯電話にあまり詳しくない。以前の会社でメールは使えるようになったし、自分のノートPCでもメールはするが文字だけの世界だった。最近は写真などホームページと同じように見栄えのするメールも受信したことがあるがそういう仕組みはわからなかったし、グフーなどで検索し情報を入手する道具として便利と思っているが、そういう使い方で止まっていた。そういう知らない世界で写真がばら撒かれることの恐怖があった。
「わかったな、サツにチクッタたら即全世界に向けて流すからな。今日の客もネットでニューハーフの尺八だけと流したらすぐ2人来たぞ。少ないけどそういう世界だ。わかったな」
「。。。。。」
「2人のチンポを昨日のように舐めてやればいいんだよ。わかったな」
「。。。。。」
「わかったな」
和夫は尺八などしたくなかったが、そのドスの効いた声に思わず頷いてしまう。
「よい、いい子だ。最初は学生だ。次が中年のおっさんだ」
「兄貴、来たぜ」
「よし、金は?」
「終わってからと威張ってやんの」
「まあ、いい。部屋へ入れとけ。すぐ行かせるから」
和夫はちらっと横目で部屋のほうを見るとジーパン姿のまじめそうな学生に見える。学生は案内されてカラオケ部屋に入った。ドアの前には弟分が立って待っている。
「さ、行くぞ。わかったな。変なことしたどうなるか。さっさと脱がしてシャブッて一発いかしてやればそれで1人終わりだ。わかったな」
兄貴分は和夫の背中を押しながら部屋に向かう。またあの尺八と思うと母さんや優しい由香姉さんの顔が浮かぶが入り口のドアが近づくとそれも消えてしまう。
「姉ちゃん、頼むぜ。この窓から監視してるからな」
「わかったな、入れ」
弟分はドアを開いて和夫を入れると、客に会釈する。ドアが閉められ部屋には和夫と学生の客の二人きりになった。
「その服、可愛いですね」
「ありがとう」
「早速だけど、いい」
和夫はとうとう来たかと思い逃げたい心境だが、軽く頷く。学生はたったまま、ジーパンを脱ぐと、トランクスも一揆に下ろす。そこにはもう勃起して大きくなってチンコがあった。学生はソファに座ると、「お願いします」と声をかけ、和夫の手を持って自分に引き寄せる。和夫は引き寄せられるままにチンコの前に座り込んでしまう。
「さあ」
和夫は自分から積極的になどできない。学生は手を持って和夫を引き込み、和夫の頭をもって自分の股間に押し付ける。少しおしっこのアンモニアの匂いが鼻を付く。チンコが唇に付くと学生は力を入れて和夫の頭を手前に引き寄せた。和夫は口を開けざるを得ない。学生のチンコが和夫の口に入る。和夫は奥に入れられないように舌で押し返すが、それが学生にはいい刺激になっているようだ。
「お、いいよ、その調子」
学生が和夫の頭を押し付けることで、学生のチンコは刺激されていた。学生はいい刺激に満足していた。
「タマタマちゃんを握ってくれ」
学生は和夫の手を持つと、股間に導いた。和夫は仕方なくタマタマを両手でそれぞれのタマタマを握ってやる。
「君、うまいよ。可愛い服も着ているし」
和夫は口を塞がれ何もしゃべることはできないまま、タマタマの愛撫と尺八を続けている。
「ねえ、君。ちょっと止めて。上を向いて」
学生はチンコから離れた和夫の下あごに手を入れて顔を上げさせた。
「可愛い服だけじゃなくて可愛いね、君の顔も」
学生はしみじみと和夫の顔を見る。学生は和夫が男ということを知っているのだろうか。女性とのセックスには飽きて遊びほうけているいい所のお坊ちゃんなのだろうか。学生は和夫の髪の毛を撫でるとまた、和夫の顔を股間に近づける。また、尺八をさせられ、手をタマタマで握らされる。和夫は自分の顔をしみじみと見られ恥ずかしかった。見られている間、下を向きたかったが学生の力でできなかった。顔を見られるのが終わって尺八の体勢になると、もう顔を見られていないという恥ずかしさから逃げれたことで、学生のチンコに吸い付いた。学生が和夫の頭を前後ろに移動させ始めた。それはだんだん早くなっては少し休むということを繰り返した。
「いいよ」
学生はその言葉の後からは和夫の頭の移動を激しくおこなった。早く、そして力強く何回も行った。
「いくぞ」
学生はそう言いながら果てた。和夫の口の中には2回、3回と白い学生のザーメンが排出される。頭を強制的に抑えられていて動けない。初めてザーメンの味を味わったような感覚だが味の問題より気持ち悪さから早く吐き出したかった。ようやく学生が和夫の頭を離すと和夫はティッシュに吐き出した。
「よかったよ」
学生はそう言うと、もう洋服を着始めた。若さ、特に男は出すものを出すとすぐに気分を変えられる。女性と違うところだ。
「よかったよ」
学生は同じ言葉を言うとドアを開けて出て行った。ドアの外では弟分が待っていて清算しているようだ。和夫が開き窓から見ていると、学生は満足したように立ち去っていった。兄貴分がドアを開けて入ってきた。
「もう1人だ。できるじぇねーか。その調子な。もう次が来ているから。今連れてくるぞ。おまえはそこで待ってろ」
兄貴分はドアを閉めると行ってしまう。ドアの外では弟分が立って見張っている。ほどなく次の客が入ってきた。それは40代くらいの中年男だ。スーツにネクタイをしているが今の時間にここにいるということはどういうことなのだろうか。
「や、よろしく」
「。。。。。」
「俺には君と同年代の娘がいるから複雑な気持ちだけど、頼むぜ。まず、脱がしてくれる」
中年男は和夫を目の前に誘導する。自らは上着を脱いだがその後は待っている。
「脱がしてくれる」
和夫は仕方なく、ベルトを外し、ズボンを下ろす。中年男は足を上げるとズボンを脱ぐ。そこには白いブリーフがあった。ブリーフを下ろすとだらしなく垂れ下がってチンコがある。学生と違いこの中年男の場合はチンコに元気がない。ブリーフも足を上げて脱ぐと中年男は和夫を膝ま付かせる。
「さあ」
中年男は和夫の手を取るとチンコへ誘導する。元気の無いチンコを弄ぶのを確認すると和夫の頭を抑え股間に押し付ける。やわらかいチンコが和夫の口の中で少しずつ大きくなっていくのが分かるが、劇的には大きくならない。
「いいぜ。そう、アイスクリームのように舐めろ」
和夫は言われるままにしている。
「少し大きくなった、口を開けろ」
男は和夫の口を開けさせたままで、自分のチンコを上下に降る。手ではなく、チンコの力だけで和夫の口のなかを移動する。そうかと思うと、舌を出させて舐めさせたりを繰り返していた。
中年男は和夫の手を取り、自分のお尻へと誘導した。
「お尻を触ってくれ」
中年男の尻を撫でてやる。しばらくすると中年男は自分の手を後ろに回して和夫の手を取る。そして自分のアヌスへと導いた。
「ここもだ」
「え」
和夫はアヌスが初めてなのでチンコから顔を離しびっくりするが、男はまた和夫の頭を股間に押し付け、和夫の手をアヌスに触れさせる。和夫は早く終わってほしいことから仕方なく、アヌスに触ったり、お尻を愛撫したりした。そこから男のチンコはずんずんと大きくなった。これがこの男の性感帯なのだろう。
「もっとしっかり愛撫しろ」
男はそう言いながら自分の手は和夫の頭を抑え、激しい動きをさせた。男のチンコが和夫の口からの出入りを激しく繰り返した。
「ここに入れろ」
男は和夫のひとさし指を自分のアヌスに押し付け、その中に押し込んだ。
「おお、いいぞ」
和夫は汚くなった手が心配だったが、早く終わってほしいという気持ちのほうが先決だった。男のなすがままにアヌスに指を入れ、口でチンコを舐めた。
「おお、いく」
男は後ろと前の2つの刺激でようやく果てた。和夫の口に生臭いザーメンが出てきた。それほど勢いはなく、だらだらと液体が出ている感じだ。男はそのまましばらく出尽くすまでそのままの姿勢でいた。和夫の頭を離さない。ようやく開放されたときには、チンコは最初よりも小さくなっていた。男は和夫から離れソファに座ると、「ホッ」と大きな息をする。
「よかったぜ」
男はしみじみと和夫の顔を見ながら、チンコについたザーメンと和夫の唾液をふき取る。
「さてと、じゃな」
男はドアを開けて出て行く。しばらくすると兄貴分が入ってきた。和夫に2人分で3000円を渡してきた。
「少ないけどな、口だけじゃ効率が悪いぜ。でも、次の客が来たらまた、メールするから。わかったな。じゃな、姉ちゃん」
兄貴は効率の悪さに文句を言っており、和夫はもうこれで何も言ってこないだろうと信じたかった。
 

大人の赤ちゃん返り
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