おしっこ洩らし
(ママはコギャル)

芥川秀一

 一通りの赤ちゃんの格好をさせられカメラに収まった後、浩二は尿意を感じた。さきほどの裸でいた時間に体が冷えてくしゃみまでしたからだろう。体の冷えから来る尿意は以外と強かった。今日は家で出かける前にしたのは午前11:00位だった。篠崎家へ歩いて来る前にその駅でももう一度小便をしておいた方が良かったと思ったが後の祭りである。
腕時計も真子に取られていたので、かわいらしい壁時計を見ると3:00であった。既に4時間トイレに行っていないことが不安になったが、後2時間半位小便は我慢できるだろうと高をくくっていた。浩二が時計を見たのと同時に真子も時計を見てこう言った。
「3:00だわ。おやつにしましょうか。赤ちゃんはミルクね。もう秋なのにそんなに涼しくはないわね。ミルクは冷たいほうがいい?それとも粉ミルクを暖かく作りましょうか」
浩二は粉ミルクなどより、牛乳の方がありがたいと勘違いをしてしまった。こんな赤ちゃん姿になってさらに粉ミルクなど飲みたくない。今でも時々飲む牛乳の方がましだと思った。
「冷たい牛乳のほうがいいよ」
浩二は自分が赤ちゃん姿で恥ずかしいという気持ちからか体が高ぶってもおり、冷たいものですっきりしたい気分でもあった。しかし、このときは先ほどのだんだん強くなってくる尿意のことは完全に頭から忘れていた。
「冷たい牛乳がいいの?」
真子は今のところ粉ミルクには拘っていない。とにかく白い液体を哺乳瓶で浩二に与えられればそれでいいと思っていた。
「ねえさん、牛乳を哺乳瓶に入れて持ってきてください」
由美は哺乳瓶を持って台所へ消えて行った。
「こうちゃん、希望通り冷たい牛乳を飲まして上げるわ。でも後で母乳も飲みましょうね」
真子が粉ミルクに拘っていない理由は母乳にあったことがわかった。赤ちゃん人形にはなんども粉ミルクを上げているのだろう。しかし、母乳を人形に与えても人形は吸ってくれない。しかし、浩二であれば吸ってくれると思っている。
「真子ちゃんの母乳は出ないでしょう。要らないよ」
浩二は若いコギャルの真子の乳房を見てみたかったが、三郎の1人娘であることを考えれば、見たくは無かった。三郎に申し訳ない気分であり、そこまではできないと思った。
「さ、ミルクですよ。それからおやつのクッキーも持ってきましたよ」


由美が台所から帰ってきた。
真子は哺乳瓶を受け取ると浩二を膝枕にし、冷たい牛乳を与え始めた。浩二は家で昼ご飯を食べてから何も飲んでいないので、喉が乾いていて哺乳瓶であろうと冷たい牛乳は喉ごしがよく、一気に飲んでしまった。
「まあ、良く飲めたわね、いい子よ。次は母乳をあげるわ」
そういうと真子はブラウスのボタンをはずし始め、ブラジャーを浩二の顔の目の前であげ始めた。
「ちょっと、由美さん、真子さんのおっぱいを見るわけにはいかないよ。17才のギャルの年齢なんだから。止めさしてください」
浩二は三郎に申し訳無い気持ちで由美に頼んだが、真子は全く気にしない。
「ご主人様の公認ですから、別に気にする必要はないと思いますよ」
由美は平然と答える。そのとき浩二の頭は真子に抱かれ、真子は自分の乳首に浩二の口を持っていった。浩二は抵抗するまでもなく、真子の乳首を咥えてしまった。


「こうちゃん、さあ、ママのおっぱいですよ。一杯飲んでください」
浩二はしかたなく、その豊満なおっぱいを見ながら真子の乳首を吸った。真子はしばらく、乳首を吸いつづける浩二の顔を見ていた。
「今度はこっちのおっぱいを吸って、こうちゃん」
真子は反対側の乳首を浩二に吸わせた。しばらくして真子は言った。
「本当の赤ちゃんみたいでなんだかくすぐったいわ。でもこうちゃんに母乳を飲んでもらったマコは幸せだわ。今度はおやつにしましょうか」
浩二は母乳がでるわけでは真子の乳首からようやく開放された。真子は由美が持ってきたクッキーを食べ始めた。由美は浩二が母乳を飲んでいるところをまたカメラに収めていた。
「かわいい写真がとれたと思いますよ」
「この写真も撮ってね」
真子は口の中にクッキーが入ったままで由美に言った。そしてさらにその聞き取りにくい口で浩二にも言った。
「こうちゃん、はい、ママが噛んで上げたクッキーおいしいですよ。お口に入れてあげるからね。キスのようにして口の中に入れてあげますよ」
そういうと、真子は浩二にキスをし始め、真子が噛んで柔らかくなったクッキーを浩二の口の中に入れ始めた。真子の膝枕になっている浩二は上からキスをされ、さらに真子の唾液が混じっているベトベトになったクッキーが口の中に入るのを感じた。
「さ、味わって食べなさい」
浩二の口から離れた真子は言った。浩二は吐き出してしまおうか、どうしようか迷っていたが、ここで吐き出しもしたら三郎を呼ばれるかもしれない。真子とキスをするのも1人娘でギャルであるため三郎に申し訳ないと思うが、そんなことを考えて拒否する暇もなく、浩二の口のなかには真子の唾液入りクッキーがあった。浩二はしかたなくそれを飲みこんだ。
「いい写真が撮れましたよ」
由美も何事もなかったように真子に言った。浩二はそのクッキーを飲みこんだところでまた、尿意を感じた。今度はさっきより大分強い。涼しくはないといっても秋の季節だ。浩二の下半身には紙おむつと靴下のみなのである。後は超ミニのベビードレスで紙おむつがやっと隠れる程度だ。下半身からの冷えが一層強くなったのと先ほど飲んだ冷たい牛乳が強い尿意に拍車をかけていた。時間をみるとまだ、30分しか立っていない。後2時間もつかどうかかなりやばい、トイレに行きたいと思っている浩二であった。そのとき、浩二は思わず強い尿意と冷えから武者震いをした。
「こうちゃん、どうしたの、おしっこ?それとも寒いの?」
真子が浩二の武者震いを見逃すはずが無かった。
「トイレに行かせてくれ。小のほうだ」
浩二は耐え兼ねてトイレに行きたいことを真子に頼んだ。
「こうちゃんは赤ちゃんだからおむつの中にするのよ、それが赤ちゃんの仕事なの、そして汚れたおむつを交換してあげるのがママの仕事なのよ、わかった?わかったらおむつの中にしていいのよ」
浩二は案の定の答えにがっかりしたが、はいそうですねと、おむつのなかに小便はできない。
「浩二さん、おむつはやさしく取り替えますから、安心しておしっこしてかまわないのよ」
由美も真子と同じようなことを言ってくる。時計を見るとまだ3分しか立っていない。後2時間我慢するしかないと浩二は思うしかなかった。
「おしっこを我慢すると体に毒だし、そんな苦しそうな顔の赤ちゃんは嫌いよ。はやくおむつのなかにしなさい」
真子は命令調になってきた。
「そんなこと言っても、おむつの中にしたことなんかないから、トイレですっきりしてくるよ。トイレはどこでしたっけ」
浩二は強行にトイレに行こうと思ったが気がつけば篠崎家のトイレの位置は覚えていない。
「なにを言っているの、男の人は外で立ちション便だってするじゃないの。おむつの中だってどこだっておしっこぐらいできるでしょ。早くしなさい」
由美も真子に負けないくらい命令調になってきた。
「おしっこしないのならパパに言ってくる。パパに怒ってもらうから。こうちゃんは私の赤ちゃんなのよ。赤ちゃんはおしっこ位平気でするんだから」
真子の最後の殺し文句がとうとう出た。浩二はどうしたもんかと思った。後2時間もこのまま小便を我慢するのは大変だ。もう限度だ。ま、大便は恥ずかしく絶対いやだし、我慢もできると思うけど、小便ならいいかと思ってきた。ましてや三郎に言いつけられるのは避けるしかない。
「そう、このおまるにまたがって中腰になってごらんなさい、そうすればトイレと同じだから問題なくできるでしょ」
由美はいつのまにかおまるを持ってきて浩二の目の前に置いた。
「はい、いい子ね、そこにまたがって。そのままおむつはしたままでいいのよ。本当は抱っこしておまるにまたがらせてあげたいけど、自分でまたいでね」
真子は浩二の手をとって浩二をおまるのところにまたがせようとした。浩二はおまるに跨り、腰をおろした。


「はい、チーですよ。おしっこチーして」
真子は機嫌が直り、また赤ちゃん言葉で浩二の小便を急がせた。浩二はこれならと思いおまるにまたがってはみたが、目の前の女性2人が気になって強い尿意にも関わらずオシッコをする踏ん切りがつかない。
「おまるにまたがっているところ、おしっこするところもカメラお願いね」
真子はさらに浩二を圧迫していく。
「はい、チーですよ。おしっこチーして」
由美は赤ちゃん姿でおまるにまたがっている浩二をまた写し始めた。おまるにまたがっていてもおむつをしているのである。おまけに超ミニのベビードレスのため、そのおむつはもろに見えてしまっている。由美はこれ幸いと前から後ろから左右からと何枚も写真を撮っていく。
「浩二さん、カメラのことは気にしないでおしっこしてください」


そのときまた、浩二武者震いをした。浩二はもうだめだ、限界だと思った瞬間、浩二はオシッコをおむつのなかに洩らし始めていた。
「あ、出たみたいよ。写真ね」
真子は浩二の気持ちも考えずに無邪気に由美に言う。浩二は恍惚としてほっとした表情でオシッコをし始めた。浩二は股間が暖かくなるのを感じた。股間を襲う液体は肛門の方にも流れていったようだが、紙の吸収力でだんだんとその液体の感触は薄らいでいく。しばらくしておしっこが出終わっても浩二はそこから動けなかった。だんだんとおむつが重くなっていくのが分かった。オシッコを紙おむつが吸収してだんだん重くなってきている。
そしてプーンとアンモニアの臭いも浩二の鼻に届いた。
「とうとう、おむつにおしっこをしてしまった」
声にならないように浩二は自分の心の中で思った。
「全部出たかな?」
真子は浩二の顔を覗きこむようにして言ってきた。やってしまったことは仕方ないと思った浩二は今までの苦しそうな表情は止めて明るく言った。
「全部出たよ、トイレで始末してくるよ」
浩二はトイレで始末することをさりげなく言ってみた。
「いいかげんにしないと怒るわよ、おむつ交換しますからね」
真子は新しいおむつの用意をはじめた。
「寸法を見てみたいから今度は布おむつにしましょう」
由美が真子に提案した。浩二はだんだんと冷たくなってくる紙おむつを我慢していた。紙でも布でもなんでもいいよ、早くこのおむつを取って欲しいと感じていた。
真子は由美の提案通り、由美が縫ったおむつカバーを広げ、そこに布おむつを引いていった。
「真子さん、布おむつはこうして縦と横にして何枚か重ねておむつとしてあげるのよ。そうでないとおしっこなんかが漏れてしまうことがあるから」
真子は人形に布おむつもしてあげたことがあったが、やはり生身の人間の場合だといろいろ気を使う必要を感じていた。由美がおむつを手際良く用意するのを真子は真剣に見ていた。
「なるほど、さすが、ねえさん。またいろいろ教えてください。こうちゃんおむつ替えしますよ」
浩二は布おむつの横に寝かされた。そしておしっこを洩らした紙おむつが外されていった。浩二のおしっこのアンモニアの臭いがプーンとした。
「真子さん、ウェットティッシュとシッカロールとドライヤを用意しますね」
真子はなにに使うのか分からずキョトンとしたが、浩二の紙おむつを広げた。
「オシッコは臭いでしょ。だから最初にウェットティッシュできれいに拭くのよ」
由美は真子に説明し始めた。
「おちんちんでしょ、お尻でしょ、それから肛門もきれいに拭いてあげましょうね」
真子と由美は浩二の足を広げさせてくまなくウェットティッシュで拭いていった。
「きれいになったから紙おむつを外してと、次にドライヤよ。少し涼しいし、ウェットティッシュで少し湿っているからドライヤで乾かしてあげるのよ。これは赤ちゃんがうれしそうな顔をしますよ」
由美は次の処置を真子に説明した。
「本当だ、こうちゃん気持ちよさそうで、いい顔している」
浩二は冷えた下半身に暖かいドライヤの風があたりほっとしていた。そして急所、お尻、さらに肛門も見られて暖かいドライヤの風があたっている。浩二は見られることは恥ずかしいが、そこにあたる暖かい風に酔っていた。
「つぎにこれで最後だけど、シッカロールよ。おしっこでもかぶれることがあるかもしれないから、付けてあげましょう。これもおちんちん、お尻、肛門全部よ」
二人は浩二の下半身にシッカロールを塗った。浩二はだんだんとその気持ちよさになすがままにされることが気持ちよくなっていった。きれいに拭かれ暖かい風で乾かし、そして最後に下半身のお化粧ともいうべきシッカロールでおむつ外しは終わった。
「今度は布おむつですよ、ここに座ってください」
浩二はいい気持ちになったまま、もう抵抗もするも無く布おむつの上に座った。そして寝転がされ、足を開かされた。
「そう、お尻からおむつを通して、残りは両脇からお腹のほうに持ってきて、そううまいわよ。そしておむつカバーを閉じましょう」
由美は真子に教えながら、自分が縫ったおむつとおむつカバーのサイズを確認していた。
「ねえさん、ぴったりね。このサイズでもっと他の柄ものも作ってくださいね」
そんな会話を聞きながら浩二は紙おむつとは違った感触を下半身に感じていた。紙おむつとは違ってごわごわせず、おしりや急所を布で優しく包んでくれていると感じだった。お尻のほうから急所にかけてのなんとも言えない布おむつの存在は浩二の急所を大きくさせていた。そして両脇から腹にかけてもそのおむつが浩二を包んでくれるような感触はまるで、幼いころ母親に抱っこされて優しくされているような感じさえした。
「こうちゃん、布おむつはどうですか?」
真子は浩二に問い掛けるが、浩二が感じていた今のことを素直に話せばおむつを容認し、赤ちゃんになりきってしまうような感じがして浩二は答えられなかった。しかし、浩二の顔の表情からすれば真子にも布おむつがいい感じであることは用意に判断できた。
「後はベビーベットのサイズは大丈夫と思うけど、一様ベッドに横になってみて」                  
由美はお手製のおむつとカバーがぴったりのサイズだったのに気をよくして浩二に言った。
「丁度いいわね、それからここをこう倒すと、ほらベッドに寝ながらでもおむつ交換がしやすいでしょう」
由美は真子に説明した。
「こうちゃんは少し寒いみたいだからデパートで買ってきたあのピンクのタイツを履かせましょう」
二人は浩二にピンクのタイツを履かせ、おむつカバーの上まであげた。
「良くお似合いですよ、はいチーズ」
由美はまたカメラのシャッターをきった。
「そうそう、歩行器も試してみましょう」
今度は真子が由美に言った。
歩行器は真中に座るところがあり、腰の周りを円形の棒があり、それが座るところを支える。円形の棒は足元へと放射上に下へ延びる数本の棒に支えられ足元にあるさらに大きな円形の棒につながっている。その大きな円形の棒は数個の台車で地面と接触している。赤ちゃんはこの真中の座るところに座って、少し足が地面に届く位に調整されて歩く練習をするのである。浩二は特注で作られたこの歩行器の中に入らされ、中に座った。
足が少し地面に届くくらいで少し座るところが高すぎると思ったが、二人は兆度いい、かわいいの連発でまたツーショットなどで写真を撮っていた。
「真子さん、ほら歩行器の後ろのここに鍵があるでしょ。赤ちゃんが逃げ出さないようにここに鍵を作らせたのよ。これは本当の赤ちゃん用の歩行器には無いんだけど、もしやと思って鍵をつけてみたのよ。使うことはないかもしれないけど、覚えておいてね」
真子はあまり興味がないような顔つきをしていたが、しっかりと覚えていた。
「やあ、歩行器の具合はどうですか、そろそろ時間になるかと思って様子を見に来たよ」
三郎が赤ちゃん部屋へ入って来た。三郎は浩二の赤ちゃん姿を見てどうなのか特に何も言わないが真子の喜んでいる姿を見るのも目的なのだろう。浩二はおむつをしてベビードレスを着て歩行器に入っているのが恥ずかしかったが、おむつを代えている最中でなくて良かったと思った。浩二も壁の時計を見てみるとあと5分で約束の5時半であった。浩二はようやくこの赤ちゃんの姿から開放されると思うとほっとした。
「えーもう時間なの!まだこうちゃんはうんちをしていないのよ。うんちも洩らしておむつを取り替えてあげたいのに。それに乳母車にもまだ乗っていないのよ」
真子はまだ赤ちゃんごっこのおままごとを続けたいらしい。
「真子、浩二君はまた来週来てくれるのだから。それまで待ちなさい」
三郎は真子を叱った。
「来週来てもうんちは出ないよ。家でして来るんだから」
浩二はようやく開放されるうれしさからか真子をからかうような感じで言った。
「だめよ、赤ちゃんはお洩らしするのが仕事なの。そしてその汚れたおむつをきれいに取り替えてあげるのがママの役目なんだから」
真子は半べその状態で言ったが、三郎は今日はおしまいであることだけを言っておままごとを終了させた。浩二は約束のバイト代を三郎から受け取りさっさと家路に着いた。
「ねえ、ねえさん、こうちゃんにうんちをお漏らしさせる方法はないの?」
浩二が帰った後も真子は諦めきれず由美に質問した。
「そうね、こうちゃんにうんちをしないで来て欲しいということは通じないと思うし、何よりもうんちは大分拒んでいたものね。難しいわね。来週、浩二さんが来るまでに何かいい方法を考えましょう」
こうして初めての浩二の半日赤ちゃんは終わったが、いつになく真子はなにかいい方法はないものか真剣に考えていた。
 

 
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