ガーダーベルトの秘密

芥川秀一

和也はミナが帰った後も部屋に閉じこもっていた。ミナに数回スカート捲りをされ、周囲の人におむつ姿を見られた。そのミナが親と一緒に謝りに来たと思ったら、ミナとミナのまだ若いママさんの目の前で芳江と恵子がスカートを捲りおむつ姿を見られた。いくらきれいな見せむつと呼ぶにせよ、おむつ姿を第3者の若い女性の前でさらけ出したことに恥ずかしさを覚える。かわいそうな和也と自分で慰めていると自然とおしっこを漏らすようになっていた。今までの昼間当てられている紙おむつとは違い、布おむつは吸収性はよくない。すこしずつ冷えてくるとまたおしっこをチビッテしまっていた。
「和也、ミナちゃん帰ったわよ。謝っていたからもういいでしょ」
恵子は和也の部屋をノックして許可も聞かずに開けて話しかける。和也は椅子に座っていたが、恵子のその声に驚き、おしっこを漏らした布おむつによって冷えてきたことで、武者震いをする。
「どうしたの、寒いの、もしかして」
恵子はそう言いながら和也のスカートの中に手を入れるとおむつの中に手を入れる。おむつはおしっこでかなり濡れていた。和也は恵子の手を退けるが、恵子は和也を立ち上がらせ居間に連れて行こうとする。
「おしっこ漏らしたら言わなきゃだめよ。ほら、おむつ交換してあげるから行きましょう」
和也はようやく武者震いの原因を認識した。漏らしたおしっこは布おむつに吸収はさられているが、紙おむつとは違う。今までの癖から昼間からおしっこを漏らすようになってしまっていたが、確かに濡れた布おむつでは体が冷えてしまう。恵子に連れられて居間にいくともう芳江がおむつ交換の準備を始めている。
「かあさん、和也がおしっこを漏らしてたのが分かってたの」
「そろそろかな、と思ってさ、やっぱりね。母親の感かな。さ、いらっしゃい、おむつ替えてあげるから。恵子、温かいおしぼりを二つお願いできる?」
芳江はおねしょシーツの上に和也を誘導してスカートを捲り和也に持たせるとそこに和也を横に寝かせる。おむつカバーを外し、布おむつを外していく。プーンとアンモニアの臭いがする。恵子がおしぼりを持ってきた。芳江はその内の一つを手の取ると和也のおしっこで汚れた下半身を拭いていく。
「和也、温かくて気持ちいいでしょう。恵子、あなたも拭いて上げて」
芳江は右足側、恵子は左側を拭いていく。急所をきれいにしていくと和也の足を広げる。股の奥からお尻の方も拭いていく。そして和也の足を持ち上げるとお尻と肛門も拭いていく。和也は冷えた下半身がおしぼりの温かさで気持ち良くなっていくのを感じる。
「おしっこ、きれいにしましょうね。こっちまで汚れているわ」
一通り拭いてきれいにすると芳江は和也の足を下ろし、和也の急所の先端を持つ。また、前と同じように急所を折り返すと、股に挟んで和也の足を閉じる。
「恵子、和也のここ、こうするとまるで女の子みたいね」
「うふ、そうね」
「でも、これを固定する方法ってないかしらね」
「あるわよ、でも準備がいるから後で教えてあげるわね。早く新しいおむつを当てて上げましょう」
恵子は和也の足を広げさせ、急所を元の位置に戻すと、布おむつを当てていく。おむつカバーを当てると見せむつの完成だ。芳江は恵子がそんなことを知っているとは思っても見なかったが、恵子の過去の恋人でそういう人がいたような記憶を少し思いだす。和也は、その会話がどういうことか良く分からなかったが新しい布おむつに気分がよくなり、また自分の部屋へ戻っていく。
「恵子、どういう風にやるの」
恵子は和也が部屋に戻るのを確認すると、芳江に説明していく。昔の恋人がそういう事を恵子の前で行い、幻滅して別れたことから説明し始めた。その後、興味本位でインターネットで調べるとタックという方法で男の急所を後に折り曲げ固定する方法が掲載されていた。自分の目の前で元彼が行ったのと同じことがインターネットで表示されたので、その記憶は鮮明に残っていた。恵子は説明を続ける。男性自身の先端の皮に医療用テープを巻く。もうひとつの医療用粘着性テープの先端に小さな穴を開け、反対側は2つに切りこみを入れる。その小さな穴にテープを巻いた男性自身の先端の皮を入れ、切り込みのある側を後の肛門の方に引っ張る。2つに分かれた部分は肛門の両側に張り付ける。芳江はそのタックの方法のイメージは湧いたが、本当にそんなことができるのか半信半疑だった。
「恵子、夕飯の買い物のついでにその医療用の粘着テープも買って、後で和也に試してみましょうよ」
「ええ、いいわよ」
いつものように夕飯を食べ、食後の団欒の後、しばらくすると和也は風呂に入る。芳江は脱衣所まで着いてくると、和也の衣服とおむつを外し始める。洋服を脱がし、ブラジャーを外し、立ったままおむつを外していく。和也は自分でやるからと断ったが、芳江は何にもできない赤ちゃんを扱うように強引だ。だが、赤ちゃんに対する言葉のようにやさしい。その言葉に和也も素直になっていく。
「立ったままだおむつカバーのホックを外せば、おむつも一緒に外せるわね」
和也は最後のおむつカバーを外し、和也を素っ裸にすると、風呂のドアを開ける。
「体、洗ってあげますよ、和也はお漏らしする赤ちゃんだから、きれいに洗わないとおむつ被れになってしまうわよ」
「そんな、いいよ」
和也は、これ以上は限界だとばかりに芳江を振り払うと風呂の中に入りドアを閉める。芳江は和也の世話をやきたくて仕方ないが、少しずつね、と思い返すと居間に戻る。
「恵子、準備してる」
「ええ、今、やってるわ、粘着テープの先端に穴を開けるでしょ。反対側を2つに切ったでしょう。簡単よ」
「へえ、なるほどね」
二人は準備を終えると、使い方の練習をする。女性2人が男性自身のタックの方法を研究している。すると和也が風呂から出てくる。芳江が和也にネグリジェを着させ終わると恵子がドライヤーで和也のオカッパの髪を乾かしていく。いつもなら布おむつを和也に当てるが今日は当てない。和也は膝まであるネグリジェを着ているが、男性自身を含め、下半身が何もなく落ち着かない。が、おむつを当ててとは言えない。
「さ、髪の毛はできたわよ」
「和也、ちょっと本当の女の子のようになってみようか」
芳江は和也のネグリジェを捲ると和也の手に端を持たせ横に寝かせる。芳江は和也の男性自身の先端の側を粘着テープの小さな穴に通そうとする。
「ちょっと何すんだよ」
「和也、まだ、言葉使いが女の子じゃないわよ、気をつけなさい。今本当の女の子のようにしてあげるから静かにしてらっしゃい」
「そうだよ、和也、このテープで引っ張って、お尻のあたりで強力な粘着テープで張り付ければ固定できるわよ」
和也は、何度か男性自身を折り曲げられていたので、事情を理解することはできた。なるほど、と思いながらお尻の方へ引っ張られ、肛門の両脇でテープが張られた。和也は肌にテープが着いた瞬間に思いだす。
「母さん、俺、粘着テープはダメだ。すぐに肌がおかしくなっちゃうよ。昔から絆創膏のテープもだめだっただろ。うまい方法とは思うけどだめだ」
和也はそう言うと、自分で股間に手を入れると粘着テープを剥がしてしまう。
「ああ、折角うまくいきそうだったのに。でも和也の肌はそう言われればデリケートだったわよね」
「分かった。粘着テープはだめならあの手があるわ」
芳江はそう言うと和也の部屋に行き、何かに利用できると思っていたガーターベルトとおむつの装飾に使って余った白いフリルレースを持って来る。
「恵子、このフリルレースの先端に粘着テープを小さく切って付けてさっきと同じように和也のあそこに付けるでしょ。そして反対側は股を通してお尻のあたりでこのガーダーベルトの後の紐で留めるのよ。そうすれば粘着テープは要らないわ」
「へえ、母さん、いいアイディアだわ。早速やってみましょう。ガーターベルトの使い道ってそういうことだったのね」
「でも恵子からタックの方法を聞いてから要らないと思ったけど、和也が粘着テープだめならと閃いたわよ」
「和也、今度は立ってごらん」
立ちあがった和也に恵子はガーターベルトを付けさせる。セクシーなガーダーベルトの前に男性自身があると異様な光景だ。恵子は和也の男性自身の先端にさっきと同じように付けていく。穴が小さいと少し痛い。が小さくないとすぐに外れてしまう可能性があり、一方穴が小さいとおしっこも出なくなってしまう可能性があるので調整が必要だが恵子はそんなことはお構いなしにフリルレースを和也の股に通していく。
ガーターベルトの後の紐の長さを調整するとフリルレースをなるべく長くした状態でガーターベルトの紐の留め具で固定する。
「あまり、股に近いところで留めると座ったときに留め具で痛いから少しお尻のほうで留めるのがいいと思うわ。前の紐は要らないわね。切っちゃいましょう」
「和也、これでショーツが穿けるわよ、ほら、本当の女の子みたいでしょ」
和也は用意された鏡に自分の下半身を映す。ガーダーベルトの中央下に居た男性自身は姿を消し、女の子のような股がそこにある。和也は少し違和感を覚え、金玉を自分の体に押し込む。そうすると、股間にはうっすらと女の子のような割れ目が見えてくる。
「和也、ショーツ穿いてごらん」
恵子は前に和也へ買ってやったショーツを目の前に出すと和也に穿かしていく。そこにはガーダーベルトを着け、そしてショーツを付けたまぎれもない女性の下半身があった。和也はしばらく見とれている。前や後姿も鏡で見てみる。後姿には男性自身から延びるフリルレースがお尻から伸びガーダーベルトに留められている。
「さ、おむつを当てましょうね。今日は赤いお花のおむつカバーにしましょうね」
芳江はショーツを穿いた和也におむつを当てようとする。和也はショーツを穿いているのだからおむつは要らないだろうと思うが、芳江は構わず和也をおむつの上に寝かせようと手を引っ張る。
「かあさん、ショーツだからおむつ要らないだろ」
「何、言ってるの。女の子になったばかりのお漏らしする赤ちゃんにはおむつは必要でしょう」
「そうよ、和也、お漏らしにはおむつ、女の子の股のようになってもおむつは当てましょうね」
芳江も恵子も二人して和也におむつを当てようとする。和也の言葉や態度は無視されて二人は和也が穿いているショーツを脱がすとすぐにおむつを当てていく。最後のホックを留め終わると芳江は和也の部屋の方へ行く。しばらくして戻ってくると恵子の懐かしい衣服を和也の目の目に出す。そこには、恵子の中学時代の青いワンピースのスクール水着、幼稚園の時に習っていたクラシックバレー用のスカート付きの白いレオタードそして同じく幼稚園の時のピンクのフリルがたくさん付いたミニドレスがあった。
「どう、和也、下着だけじゃなくてこういう衣服も着られるわよ。水着は大丈夫ね。後で自分で試してごらんなさい。レオタードとこのミニドレスはもう小さくて着られないわね」
そう言いながらも芳江は和也の胸にレオタードを当ててみる。和也の腰にも届かないレオタードはあまりに小さかった。ミニドレスも同じく小さくて着られない。
「どう、和也、着てみたい?」
「小さくて着られないじゃないか」
「そうね、あのショッピングセンターにピノキオって言う写真館があったわよね。あそこならいろいろな貸衣装のドレスがあったわよ。たしかウェディングドレスもあったわよ」
「そうそうあった。明日の日曜日に写真取りに行こう。お化粧も濃くして上げるから。ドレス姿の和也の写真楽しみだな」
「そうね、おむつを当てた赤ちゃんの女の子だけどドレスを着させてあげるわよ。可愛くポーズするのよ。それからスカート付きのレオタードは無いと思うからバレー教室を探してみましょうか」
和也は着せ替え人形のように扱われようとしていることに期待感もあるが素直な態度ができない。和也は胸に当てられレオタードを取り外し、ドレスと水着を持つと、お休みと言いながら自分の部屋戻っていく。
「恵子、和也はちゃんと全部持って自分の部屋へ行ったわ。やっぱり着てみたいのね。じゃメイド服とか、バニーガール服とかも着させちゃおうか。私たちはもう着れないものね」
「和也はどんな顔するかしら、楽しみだわ」

翌日の昼、芳江は和也を起こしにいく。布団を捲り、ネグリジェを捲るとお臍のところからおむつカバーの中に手を入れる。
「お漏らししてないわね、お利口ね、和也、もうお昼よ。ご飯食べたら写真取りに行くわよ」
芳江は和也の布団を捲り、本格的に起こす。和也はさっき股間に手を入れられた時に、昨日の夜に留められた股の間に鎮座している急所を思い出す。一晩寝ても大丈夫だった。芳江は和也の男性自身があるべき場所にないことに思いだし、おしっこを漏らせばお尻側であることに気付く。芳江はお尻側のおむつもチェックするが、和也はおねしょはしていない。
「そうね、女の子のおしっこはこの辺からでるからおむつが濡れるとするとこのあたりだけど、濡れてないわね。いい子よ。さ、今日は日曜日だから、1日布おむつですよ。一晩当てたおむつは替えましょうね。おむつ替えたらお昼ご飯食べるわよ」
芳江は和也の布おむつだけを交換する。おむつカバーは赤い花のカバーのままだった。だが、和也はそんなことはどうでもよかった。それより朝起きた時の尿意と便意がだんだん大きくなっていた。いつもの朝ならパンツ式紙おむつを穿かせてもらうと隙を見てトイレに行き、用を足していた。パンツ式なら簡単におむつを外し、用を足してからまた穿けばいい。自分でもできた。だが、布おむつを当てられおむつカバーを当てられてしまうと、トイレへ行けない。いや、トイレには行けておむつカバーも外せて用は足せる。だが、外した布おむつを元のように当てるのは一人ではできそうもない。それを思うと和也はトイレに行きそびれてしまう。
「和也、女の子状態でおしっこできた?」
「いや、まだ」
「じゃ、早くしないと健康に悪いわよ」
「大丈夫だから、ご飯食べるよ」
3人は日曜日のお昼ご飯を食べ始めるが、和也は妙に落ちかない。そろそろ限度になった尿意は食事が終わるころにはピークになり、そっとおむつの中でお漏らしを始める。だが、男性自身の先端の皮を小さな穴に入れられているからおしっこは出すことができても、そのおしっこはその皮の中に少し溜まっていく。少しずつはおむつの中にでているようだが、皮がおしっこで膨れあがるほうが早いようだ。だが、溜まってきたおしっこは行き場を失い、すこしずつ小さな穴から出て行くのが分かる。
小学校高学年までの子供のおちんちんは皆包茎だ。皮を被ったおちんちんの先からおしっこが出て行く子供の頃の記憶が蘇える。
小さな穴を通して皮の先からおしっこが折り曲げられた先端から放出されると温かいおしっこが肛門やおしりを濡らして行くのがわかる。温かい感触がじわじわと伝わっていく。紙おむつのような吸収性はないので、温かさは心地いいが、序徐に冷えてくると思うと、気持ち悪くなってくる。素直におむつを替えて、とは口に出して言えないので、そのまま、彷彿としている。
「和也、どうしたの。もしかしておしっこ出たの?」
和也は返事もしないでじっとしている。顔は下を向きじっと我慢をしているのがすっきり抜けてほっとしている状況を感じ取ることができる。芳江は和也のお漏らしが終わったことを確信した。
「和也、さ、おむつ替えてあげる。女の子状態でおしっこ出来たのね。いい子ね。いらっしゃい。おむつを替えましょうね。今日のおむつカバーは赤いシルクのゴージャス版よ。白いフリルレースを付けた布おむつをしてあげる。ゴージャスな見せむつよ」
いつの間に作ったのか、芳江は赤いシルクに覆われ、レースで作られた白い花がところどころに付いているとても豪華そうなおむつカバーを手に持っている。白地の布おむつに白いフリルレースは目立たないが、赤いおむつカバーからはみ出すようにセットすればとれもきれいで豪華な見せむつになる。
「母さん、きれいね。いつの間に作ったの」
「驚かそうと思ってそっと作っていたのよ。ほら、和也のお古のおむつカバーが1つだけあったでしょ。あれは生地も痛んでいたから、このシルクで覆ってみたの」
芳江はいつものように布おむつを外していく。そして股やお尻をきれいにしていくが、折り曲げられた男性自身のところはきれいにするのが大変だ。それに男性自身を留めているフリルレースもおしっこで黄色くなっている。
「フリルレースもガーターベルトも替えましょうね」
芳江はガーダーベルトもフリルレースも、男性自身の先端に付いているテープも外していく。和也の男性自身はまた元のように戻ろうとする。芳江は宙ぶらりんになった男性自身を元の位置に返すときれいにできなかった部分をきれいにしていく。そしてまた和也を女の子状態にセットする。白いレース付きの布おむつを当て、赤いシルクのおむつカバーを当てていく。
 

大人の赤ちゃん返り
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